「最近、うまく言葉が出てこない…」「何を言っているのかわからないと聞き返されることが増えた」「若い頃に比べて声が通らなくなった」とお悩みではありませんか? 年齢を重ねるにつれて声がこもってしまい、相手に明瞭に伝わらなくなるのは、決してあなただけではありません。
今回は、当スクール「R voice」のボイストレーナーが、声がこもってしまう根本的な原因と、ご自宅で簡単にできる「声の若返りボイトレ」を分かりやすく解説します。1日少しのトレーニングで、かつての通る声を取り戻しましょう!
なぜ年齢とともに「声が通らなくなる」のか?根本的な原因
声が明瞭に聞こえず、もごもごとこもってしまうのには、大きく分けて3つの原因があります。
- 声量が小さい
- 母音を正しく出せない
- 子音を正しく出せない
そして、これらを引き起こす一番の根本的な理由は、「喉や口周りの筋肉の衰え」です。
若い頃の声と、年齢を重ねた声の明確な違いは、声を出すための筋肉がしっかりと使われているかどうかにあります。
年齢とともに口をほとんど動かさずに喋る癖がついてしまうと、筋肉はどんどん使われなくなり衰えてしまいます。
その結果、まるでマスクをしながら話しているように、声が前に出てこなくなってしまうのです。
しかし、筋肉は鍛えれば必ず応えてくれます。今日から発声のためのケアを始めていきましょう!
【ボイトレ①】「あいうえお体操」で表情筋をほぐす
まずは、顔の筋肉を柔らかくして、明るい顔と声を作る「あいうえお体操」から始めましょう。
鏡を見ながら、大げさなぐらい口を動かすのがポイントです。
- 「あ」:思いっきり口を縦と横に開ける
- 「い」:思いっきり口を横に広げる
- 「う」:口を前にすぼめる
- 「え」:にっこり笑うように口角を上げる
- 「お」:口を大きく縦に開けて丸くする
この体操は表情筋をほぐすだけでなく、実は以下のような素晴らしい効果があります。
- 高い声・低い声が出やすくなる(「い」で喉が上がり、「う」で喉が下がるため)
- 飲み込む力(嚥下力)が鍛えられる
- 気分が明るくなる
【ボイトレ②】発声に必要な「2つの喉の筋肉」を鍛える
次に、喉をコントロールする2つの重要な筋肉を鍛える発声練習をご紹介します。
1. 通る高音を作る「甲状舌骨筋」のトレーニング
甲状舌骨筋(こうじょうぜっこつきん)は、喉を持ち上げる筋肉です。
ここを鍛えることで、よく通る声が出せるようになります。
喉をグッと持ち上げて、セミの鳴き声のような「エーーー」という声を出してみましょう。
少し大げさに、平べったい声を意識するのがコツです。
2. 安定した深い声を作る「胸骨甲状筋」のトレーニング
胸骨甲状筋(きょうこつこうじょうきん)は、喉が上がりすぎないように下げる筋肉です。
ここを鍛えることで、胸に響くような安定した豊かな声が出せます。
唇を前に突き出して、喉をしっかり下げ、胸のあたりに響かせるイメージで「うーーー」という声を出してみましょう。
【ボイトレ③】正しい「母音の口の開け方」で声の響きを作る
普段の喋り方のように口をほとんど開けない状態では、声が口の中でこもってしまいます。
正しい口の開け方で空間を作り、声を響かせる場所を広げていきましょう。
- あ:なるべく縦方向に開ける。舌の先は下の歯の裏側につける。
- い:横に開きすぎず、なるべく縦に開けて口の中に空間を作る。
- う:普段の喋り方だと小さくなりがちなので、歌う時は口の中に空間ができるようになるべく縦に開ける。
- え:「あ」の口から、少し口角を上げることを意識して笑顔の口を作る。
- お:普段よりもしっかり開け、「あ」に近い形の「お」を作る。
まとめ:筋肉をほぐして、通る明瞭な声を取り戻そう!
声が通らなくなる原因と解決策についておさらいしましょう。
- 声がこもる最大の原因は、喉や口周りの筋肉の衰えによるもの
- 「あいうえお体操」や「喉の筋肉トレーニング」で発声器官を若返らせる
- 母音を発音する際は、口の中に空間を作ることを意識してしっかり開ける
今日ご紹介した顔の体操や発声練習を、毎日の生活の中で少しずつ続けてみてください。筋肉がほぐれれば、きっと声も心も若々しく変わっていきますよ!
「自分の口の開け方が合っているか分からない」「もっと自分の声に合ったトレーニングを知りたい」という方は、ぜひ一度R voiceの無料体験レッスンへお越しください! プロのボイストレーナーがマンツーマンであなたの声のお悩みに寄り添い、的確なアドバイスをいたします。一緒に、聞き返されない自信のある声を目指しましょう!
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