こんにちは!R voiceインストラクターのNAOTOです!
みなさんは解剖学と聞いて何が思い浮かびますか?
小学生や中学生の頃にやった解剖の実験や医学の話かな?と思ったりますよね。
実は声や発声を考えるときにも解剖の考え方って役に立つんですよ!
声の解剖学ってどういうこと?
声と解剖学ってとても関係しているんです!
今では、例えば地声を出すときはどの筋肉が働いている、裏声の時はどの筋肉、みたいにある程度声を出した時に喉の筋肉がどう動いているかというのがわかってきているんですよ!
というわけで、声の解剖学とは?と聞かれるとざっくりではありますが、声を出した時に喉の筋肉などがどう動いているか、という解答になります。
なぜそれが重要?
では、なぜその考え方が重要なのか。
私たちトレーナー側にとってはどう動いているかわかることで生徒さんの苦手な部分や得意な部分の判別がしやすくなります。
生徒さん側にとっては、どの部分を動かしているからどういう声が出るのかが感覚的にわかりやすくなります。
発声練習の時に、○○のような声を出してみましょう!といって変な声を出すように言われた経験はありませんか!?
これは、トレーナーさんがその声を利用してあなたの苦手な部分を鍛えようとしていた、というわけです。
他の運動とも考え方が似ていて、例えば野球で打つのが苦手だったら鏡を見ながら素振りをしたりしますよね。
素振りなんて生活では日常生活では絶対にやらない動作ですが、何回も繰り返してやっていくことである程度フォームが身についていきます。
発声でも同じようなことをやっているということです。
生徒さん自身が意識すること
もし、トレーナー側が解剖的な話をしてきた場合は難しそうな話だなあと思ってしまうかもしれませんが、意外にそんなことはないです!
発声練習で声を出しているときに、今はどの部分を使っているか、どの部分を鍛えようとしているのか考えながらやってみましょう!
自分でわからないこともあると思うので、都度トレーナーに質問しながらやってみてください!
どの部分を使っているか意識しながらやることで、発声の精度が上がったり、自分自身だけで発声練習をする時にも出来ている、出来ていないの判断がしやすくなります!
おわりに
今日は解剖学と声の繋がりについてお話してきましたが、いかがでしょうか?
今回は詳しく解説はしていきませんでしたが、いずれ図などを用いてどの筋肉がどう動いているなど解説していけたらいいなと思います!
おススメ記事
お腹を使うことについてはこちらで解説しています。
ぜひご覧ください!