みなさん、こんにちは!
R voiceインストラクターのNAOTOです!
今回は歌うときに意識だけで歌い方が全く変わってくることを2つご紹介します!
その1.言葉の最初をはっきり言う
例えば、「おはよう」という言葉が出てきたときは「お」をはっきり発音してみましょう。
人間が言葉を聞き取る時に、言葉の最初と最後の音が聞こえれば、頭の中で何と言っているか想像しているんだそうです!
なので「おはよう」の場合は、「お」と「う」がきちんと聞き取れれば、おはようという言葉が聞こえてくるんです。
空耳も同じような原理ですね!
逆に言うと、「お」と「う」が聞き取れなければ何と言っているかわからないのです。
そして言葉の最後は、曲中ではロングトーンになったりするので聞き取りやすくなります。
しかし、言葉の最初だけは意識しないと聞き取れるようには発音されないんです!
言葉が聞き取れないということは聞き手側にはストレスを与えてしまって、なんか聞いてて心地よくないなぁとなってしまうわけです。
そんな訳で、初めはやりすぎるくらいでもいいので、言葉の頭をはっきり言ってあげましょう!
文章になったときはどうすれば・・・?
文章になったときは、基本的には主語、述語、修飾語の頭をはっきり発音してあげましょう。
接続詞については時と場合によるので割愛しますが、具体的にはこんな感じです。
・私はあなたと一緒に過ごしたい
はっきり発音する場所は、私の「わ」、あなたの「あ」、一緒の「い」、過ごしたいの「す」です。
その2.繋げて歌う
文字を一つずつ発音するのではなく、繋げて歌いましょう!
繋げて歌っちゃうと言葉の切れ目がなくなっちゃうんじゃないの?と聞かれることもありますが、大丈夫です!
その1の言葉の頭をはっきり発音することが出来ていれば、むしろとっても聞きやすくなるんです!
また、日本語の曲はリズムのアクセントになっている部分が言葉の頭にくることがとても多いです。
そのため、言葉でリズムが心地よく聞こえたりもするんです!
繋げて歌うためには?
繋げた歌うための練習方法はいくつかありますが、今回はこちらを紹介します!
母音を繋げて発音してみましょう!!
具体的には「い、え、あ、お、う」を、なるべく母音がすぐ切り替わらないように発音していきます。
特に音程などは気にしなくても大丈夫です!
コツはしっかりとアゴや舌を動かしつつやってあげることです。
アゴや舌を動かさずにやろうとするとびっくりするくらい難しいと思います!
おわりに
今回は歌う時に意識すると変わることを紹介していきましたが、いかがでしょうか!
この2つができるようになるだけで、言葉もよく聞こえるようになるし、リズムにも乗れているように聞こえてきます!
ぜひやってみてください!
おススメ記事
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