特定の母音になるとくぐもったような・・・引いたような響きになってしまう事です。
口はしっかり開いているし、唇の形も悪くない・・・。
では一体何が原因でそうなってしまっているのでしょうか。

それは舌の位置がキーになっていると思います。

歌を歌う時の舌根の位置は!?

舌根はしっかり下げるべきです。
ですが下げるために力が入ってしまっては逆に喉への負担になってしまいます。
力を入れ過ぎない自然な位置を意識しましょう。

舌の自然な位置とは・・・

舌の大きさはその人の持っている口の大きさに対して様々に個体差があります。
それではどんな状態を自然な舌の位置と定義付けたら良いでしょうか。
わかりやすいのは高音を出すときです。
ピンと張っている声帯につられて舌も固く不自然に動いていませんか。
舌根のあたりが極端に上がっている、下がっている。力が舌の先まで入ってしまって
思うように動かすことが出来ない。
それでは声を出すことも、歌詞を付けて歌うこともままならないですよね。
舌を自由に動かせる位置。それがその人にとっての自然な舌の位置です。

母音の変化と舌の位置の関係

自然な舌の位置、力加減にしてみよう!

ご自身にとって高いな、と思う音で「ア・エ・ア・エ」と繰り返してみてください。
この二つの母音はしっかり舌を動かさないと発音できない母音です。
最初はやり過ぎかな?と思うくらいにしっかり動かしてくださいね。
次は「イ・エ・イ・エ」「ア・イ・ア・イ」それぞれ舌の動く位置の違いを感じる事が出来ましたか?
これが上手くいかない人いは舌に余計な力が入っている可能性があります!

上手くいかなかった人は

犬が暑い日にハァハァ言うように、舌を極端にだらりとさせてから「アーーー」と伸ばす練習から始めてみましょう!
声を出しても音程を変えても舌が動かなければOK!!

いかがでしたか?

この舌の自然な位置を意識するだけで歌だけではなく、日頃の会話の滑舌が良くなる人もいるはずです!
また、シニアの方は誤嚥を防ぐ為にも舌のトレーニングは必要かもしれませんね。
ぜひ舌トレーニング試してみて下さいネ!

R voiceボイストレーニングイメージ

ボーカルコース

もっと上手に歌いたい!

もっと思い描くように歌いたい!

R voiceボイストレーニングイメージ

ボーカルコース

もっと上手に歌いたい!

もっと思い描くように歌いたい!