R voiceインストラクターです!

みなさんホッピング運動はご存じでしょうか?なかなか聞かない名前ですよね。

実は歯医者さんなどでも実施されている舌のトレーニングなんです!

今回はそんなホッピング運動について解説していきます!

ホッピング運動とは?

ホッピング運動は、口腔内の筋肉を鍛えるためのトレーニング方法の一つです。

ホッピング運動を行う際には、舌を上あごに当てて、舌の筋肉を使って下あごに引っ張る動作を行います。

ポイントはこの時に「ポン」と舌と下あごがあたって音が鳴ることですね!

この動作によって舌の筋肉が鍛えられ、舌の柔軟性や動きが向上し、口腔内の筋肉全体が活性化されることで発声や発音の改善にも役立ちます。

ホッピング運動をすることで、滑らかに歌ったり滑舌も良くなったりします!

他の舌トレーニングと絡めてやってみよう!

ここからはぜひ動画を見ながらやってみてください!

① どこまで動く?ベロ動かし(アッカンベーで舌トレーニング)

② どこでもできるベロ回し

③ ホッピング運動にチャレンジ

④ タントリルで発声練習

ベロ動かし(アッカンベーで舌トレーニング)

まずは上下に動かしていきましょう。次は左右に動かしていきましょう。

ポイントはなるべく遠くに大きく舌を動かす事です。

ベロ回し

口を閉じた状態で、舌をぐるりと回します。

この時はゆっくりでいいので、なるべく大きく、遠くにベロを動かしましょう。

まずは、右回しから・・・。次は左まわし・・・。

ホッピング運動!

5回を6セット、合計30回でやってみましょう!

タントリルで発声練習

タントリルは上あごに舌をあてて息を吐き舌をブルブルっと振動させるトレーニングです。

英語のRの発音で息を流すイメージです。

苦手な方は振動が途切れてしまっても大丈夫です。

この時ア~と声を出してやってみましょう!

そもそもなぜ舌トレーニングが必要?

舌のトレーニングが必要な理由は大きく2つあります。

一つは良く言われる滑舌、発音のため。

発音のために舌を稼働させるというのは非常に重要です。

少し詳しく解説すると舌と喉の奥の方の空間の大きさの違いによって母音が作られて、舌と口の空間によって子音が作られるからです。

両方に影響を与える舌の動きが悪いと聞き取りずらい発音になったり、上手く言葉がしゃべれなくなってしまいます。

もう一つは発声のため。

舌の根本には、発声にとても影響を与える舌骨上筋群という筋肉の集まりがあります。

舌の動きが悪い原因の多くは、この舌骨上筋群が弱くなっているか固まってしまっている状態です。

そのため、舌の動きが悪い人は声がこもってしまったり、声が飛ばないという方もとても多いです。

終わりに

お疲れ様でした!

今回の記事では、普段行っている舌のトレーニングに加えて、ホッピング運動の紹介もしました!

舌の硬さを感じる方は、ぜひ1日10分、この動画を見てレッスンを続けてみてください。

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