安定したロングトーンを歌うための「ブレスの方法」
歌を歌っている時に、ロングトーンの時に声が、ぶれてしまったり、音程が安定せず下がってしまう事はありませんか?
では、なぜ安定してロングローンを出せないのでしょうか?
その原因はいろんな事がありますが、大抵の場合以下の場合が多いです。
ブレスが浅い
ロングトーンを歌うためには多くの息が必要になりますが、その息を吸えていないがほとんどです。
深く息を吸えない原因としては、歌の中でブレスをするタイミングが短く、しっかりと吸う時間を確保できていない事や、
無駄に力が入っていて、体が緊張して呼吸が浅くなり深いブレスができない場合があります。
肩の力を抜き、しっかりと体の深くまで息を吸いましょう。
息の無駄使い
ブレスをしっかり吸って、たくさん息があってもその息をどう使うかが大事です。
声の立ち上がり、伸ばす所、声を切る時、ロングトーンができない人はどこかで息を無駄使いしていませんか?
息を無駄使いしないようにコントロールする方法は、お腹の力です。
腹式呼吸を使って、息が漏れないように少しずつ一定に出したり、声を安定させるために腹筋を使い支えます。
ロングトーンのコツ
ブレスを深く吸って、息を無駄使いしなくてもなかなかうまくロングトーンができない場合は、
こんな事を試してみましょう!
歌い出したら押さないで、一定の息の量で発声していく
安定した声を継続させるためには、一定の息と支えが必要になります。
喉の力で押したり、息の量をどんどん増やして声を出しては、すぐに息が足りなくなり声が伸びません。
体と顔の筋肉を動かない
声は体が出ていますので、体がぶれたら同じように声もぶれます。
まっすぐにしたロングトーンを出したい場合は、なるべく体と顔は動かさないほうがいいです。
僕はロングトーンを出す時は体や口はもちろん、目もなるべくまばたきせず、
一時停止しているように体を動かさないようにとレッスンしています。
ロングトーンを出せるようになるためのまとめ
- ブレスをしっかりと吸う
- 息をコントロールして節約する
- 歌いだしたら、押さない
- 歌いだしたら体と顔の筋肉を動かさない
ロングトーンがうまく出来ない方は、ぜひ試してみてくださいね。
腹式呼吸や、体の支えについては「なぜ歌を歌う時に腹式呼吸が必要なのか?」で詳しく書いています。よかったら参考にしてください。