こんにちは!R voiceインストラクターです。
みなさんはよく腹式呼吸って聞いたことありますよね。
でも、腹圧呼吸というのはあまり聞きなじみがないんじゃないでしょうか。
腹圧呼吸が出来ると声がとっても安定させることが出来るんですよ!
腹圧呼吸って何?
そもそも腹圧呼吸って何なのと思わる方が多いと思います。
それでは、まずは腹圧について解説しますね。
わかりやすく言うとインナーマッスルがしっかり使えている状態です。
イメージとしてはお尻の穴をキュッとしめて、おへその下あたりに少し力を入れて、背筋を伸ばしている状態です。
詳しく知りたい方は後程詳細をお伝えします!
腹式呼吸と腹圧呼吸の違い
みなさん、寝た状態で呼吸するときって方が上下しないですよね。
これはお腹を使って呼吸しているので腹式呼吸です。
しかし、寝た状態の時は基本的にインナーマッスルが稼働しにくい状態になっています。
インナーマッスルは姿勢を支える筋肉が多いので、寝ている状態の時は姿勢を支える必要が無くてあまり使われないんです。
「腹圧呼吸」はインナーマッスルがしっかり使われている状態で呼吸している状態です。
姿勢を良くして、下腹部全体が広がるように呼吸をしてみましょう!
腹圧呼吸の練習
①猫背や巻き型にならないように肩甲骨を閉めながら少し胸を張りましょう。
②肩は脱力しましょう。
③骨盤を立てましょう。(背中が丸まったり、お腹が前に出ているときは骨盤が倒れています。)
④ウエストと腰骨(骨盤)の間に手を添えて、そこが膨らむように息を吸いましょう。
⑤お腹を膨らせたまま、息を吐きましょう。
ポイントは⑤のお腹を膨らませたままというところです!
腹圧に関して少し踏み込んだ話
腹圧は「横隔膜」、「腹横筋」、「多裂筋」、「骨盤底筋群」というインナーマッスルによって作り出されます。
聞きなじみがあまりない筋肉も出てきましたよね!
横隔膜は肋骨、腹横筋はお腹、多裂筋は背中、骨盤底筋群は股間あたりを想像してください!
この4つの筋肉が箱のようにお腹を囲んでいて、その力の入れ具合で腹圧をコントロールするということになります。
4つの筋肉にバランスよく力が入っている=腹圧がかかっている状態です。
この腹圧がかかっている状態で呼吸することを腹圧呼吸というわけです。
腹圧がコントロール出来るようになると声量だけでなく、声色の変化にも活用出来たりするのでぜひコントロール出来るようになりましょう。
おわりに
今回は腹圧呼吸について解説してきましたが、いかがでしょうか。
腹圧がしっかりしていると日常生活でも肩こりや腰痛、転倒の予防になります。
ぜひマスターして歌にも日常生活にも活かしてくださいね!
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