声の衰えを感じたりすることはありますか?

声は、思春期のころ、男女とも声変わりをむかえて大人の声になりますが、その後年齢を重ねるうちに身体の衰えとともに声を出す筋肉も衰えていき、だんだん声が出しづらくなっていきます。

人によって、声が低くなったり、息が切れやすく長く続かなくなったり、舌の衰えによって言葉がはっきりしなくなったり、話すテンポが遅くなったりします。

中にはお若い方でも、リモートワークが続いて人とあまり話さない時間が長くなり、舌や、喉の筋肉をあまり使わなくなったことで声が出しづらい、ということがあるかもしれません。マスクをしていると話しにくく、表情筋が使われにくい、ということも影響があるようです。

いつまでも若々しい声を保ちたい

逆にトレーニングを行い、声を出す筋肉を正しく鍛えていけば、いくつになっても若々しい声、はつらつとした声を保つことが可能です。歌う筋肉を整えると、普段の話し声も通りやすく聞こえやすくなっていく、というメリットもあります。

 

おうちで簡単にトライしてみよう!

<吐く息を鍛えてみる>

口は「あ」の形でなるべく縦に開けます。舌に力が入らないように脱力しておきます。のどの奥を広~くして、暖かい息を吐くようにハアーーーーっと息をゆっくり吐いていきましょう。寒い日に手を温めるために暖かい息をはあ~~っと吹きかけるようなイメージです。できるだけ長く、ゆっくり吐いてみてください。お腹がぐーっと押し込まれていくような感じがあるかと思います。何度か繰り返して、深く息を吐くことに慣れてください。

<表情筋を鍛えてみる>

①おおげさなくらいに顔、口を動かして、はっきりした発音で「あ」「え」「い」「お」「う」と言ってみましょう。日常生活では、あまり口を動かさずに話すことが多いと思うので、ここは、それぞれの言葉ごとに口の形を意識しながら、ゆっくり、言ってみてください。滑舌のトレーニングになります。

<声を出す筋肉を鍛えてみる>

①どの音程でもいいので、自分の出しやすい音程で、「アッ、アッ、アーーーー」と声を出してみましょう。

②このとき、最初の2つの「アッ、アッ」のあとは、軽く息を止めるようにして、短く切るのがポイントです。なるべく短いスタッカートになるようにチャレンジしてみてください。

③最後のアーーーーは、<吐く息を鍛えてみる>のところでやったのと同様にお腹がグーっと押し込まれていくような感じで声を出していきます。

 

いかがでしたでしょうか。ボイストレーニング教室では、呼吸法や歌うため声を出すための筋肉を整えていくようなトレーニングを行い、生徒の皆様に楽しく歌っていただいたり、表現を磨いたりして、より充実した音楽ライフを楽しんでいただいています。ほかにもその人その人に合った様々なトレーニング方法がございますので、ご興味ありましたらぜひ一度体験レッスンをお試しください。

R voiceボイストレーニングイメージ

ボーカルコース

もっと上手に歌いたい!

もっと思い描くように歌いたい!

R voiceボイストレーニングイメージ

ボーカルコース

もっと上手に歌いたい!

もっと思い描くように歌いたい!