パンチのある声を出したい

声が弱々しい、かすれる、安定せずにふるえる(揺れる)、声が小さいなどの悩みを持つ方はかなり多くいらっしゃいます。また合唱経験者で地声が出せない、裏声のような声でしか歌えない、というお悩みもよく聞きます。

パンチのある力強い声を出すには、まず呼吸を整え、鍛えていくのと同時に、お腹からの圧力を使えるかどうかがキーになってきます。また体の共鳴を使っていきますので全身を使って声を出す感覚になってきます。

口先だけ、喉だけで歌っていると、力強い、太い声を出すのは難しいです。

お腹を使う感覚を体感してみよう!

①おへそから5センチほど下の「丹田」と呼ばれるあたりに両手の人差し指と中指をあてて、グッとお腹を押し込みます。痛くない程度に、でもしっかりお腹がへこむくらい押し込みます。

②その指をお腹の力だけで押し返してみてください。お腹の力、といっても腰ごと動かしてお腹を突き出すのではなく、姿勢はまっすぐ腰の位置は動かさないまま、お腹の「中からの力」だけで押し返します。腰全体が動いてしまわないよう最初は椅子に座ってやってみるといいかもしれません。

③お腹の中から押し返すのに合わせて、「ううううー--っ」と声にならない声で息を吐いてみます。ものすごく重いテーブルか何かを押して動かすのを想像してください。そのとき力を入れて「うううううー--っ」と息が漏れるような感じです。そのときのお腹と息が連動した動きをつかんでいきます。何度かやってみてコツをつかんでください。

④お腹と息の連動をつかんだら応用します。今度はお腹の中から押し返すのに合わせて、「マーー--」と声を出してみます。出しやすい地声の音程で構いません。何度も繰り返して、しっかりお腹を使いながら声を出しましょう。太くてしっかりした声が出るようになっていきます。

⑤椅子に座った状態で感覚をつかんだら、立った状態でもチャレンジしてみてください。

まずは地声で、安定した力強い声を鍛える

上記はまずは地声の音域で行い、お腹を使った声の出し方、体への響かせ方を習得していきます。地声(低音、中低音の音域)で太く、豊かな声が出るようになると、高音域への応用もスムーズにできるようになります。まずは地声の音域で力強い声を鍛えていきましょう。

ゆくゆくは洋楽を歌うときにも応用できる重要な発声方法となっていきます。じっくり取り組んでみてください。
声の出し方、体の使い方は体得するまでに個人差があるため、やり方が合っているのかわからない、言っていることがわからない、ということも多々あるかと思います。お腹の力を使って声を出す方法は実際にお教室でのレッスンでも詳しくお伝えしています。また実際には、お腹だけでなく、呼吸法や体の共鳴を使って、力強い声を作っていきます。もっと詳しく知りたい、自分に合う方法を知りたい、という方はぜひ一度、無料体験レッスンをお試しください。

R voiceボイストレーニングイメージ

ボーカルコース

もっと上手に歌いたい!

もっと思い描くように歌いたい!

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