ボイストレーニングはボイストレーナーから生徒さんへ基礎、技術のレクチャーをしていくことが多いですが、レッスン内容と同じように大事な事が「伝え方」です。

ボイストレーニングの目的は、声を大きく出せるようにする、歌が上手になる、そして楽しむ事が目的で通う方がほとんどですよね。生徒さん自身が目標の声なるためにレッスン中に、ボイストレーナーの「レクチャーの仕方、伝え方」はすごく大事です。

喉の構造や、筋肉の動きを説明し、地声とウラ声の関係を理解していただき、発声をしたほうが早く上達する方もいれば、そうゆう理論ではなく「あったかい息をはくように」、「あくびしている感じで」、「声がボールみたいに飛んでいくように」などなど、感覚をイメージして発声をしたほうが早く目標の声になることもあります。

生徒さんによって、得意なのが理論か、感覚か、が違いますのでその方にあわせてレッスンを組み立て、進めていくよう心がけています。ボイストレーナーは「伝え方」、また伝え方の引き出しの多さが大事だと思いますので、たくさんの声を聞き、たくさんの伝え方を知っているボイストレーナーについたほうが上達は早いでしょう。