最近家でよく宅録していて思うことがあります。皆さんはこんな事ありませんか？
ヘッドホンをして歌うといつもより力が入り、ついいつも通り歌えない。

発声練習や自主練習はマイクを通さず、生声で練習することが多いですが、生声で発声している時は自分の声を直接耳で聴いてます。この練習を毎日繰り返し耳で聴いていると、気づかないうちに発声する時の力加減や顔の形、響きの力加減を調節してるんです。

だけどこの直接耳で聞くってことを奪われるようなライブでマイクから声を出したり、レコーディングでヘッドホンを両耳して歌ったりすると、「いつもの聴こえ方方」とは違って聴こえるため、知らないうちに喉がいつもの響きに合わせにいってしまいます、けどその力加減はいつもとは違う。そうすると、気づかぬうちに力が入りすぎたり、響きを見失っていつものバランスの良い発声を見失ってしまいます。

まずは、生声でできるようになるということは忘れてはいけませんが、生声のままライブをする機会はほとんどないため、マイクを通してもいつもの発声ができなくてはいけないし、ヘッドホンをしてもいつも通り歌えないといけないですね。

そのためには、スタジオなどマイクが使える所でどうやって声が通るのかよく聞き慣れる。レコーディングも数をこなして、どう歌えば自分の良い声がでるかも慣れて覚えるしかないですね。

少しでもライブ、レコーディングの本番に近い形で練習をすることは大事なのでぜひ参考にしてください。