こんにちは!R voiceインストラクターです。
みなさんは子供の頃に音痴って言われたり、自身のお子さんが音痴かもと思ったことはありませんか?
今回はお子さんの音痴改善にフォーカスして練習法や教え方を紹介していきますね!
★ここが一番重要 音痴かもと思った時の伝え方
早速一番重要な話をしていきますが、ここではお子さんが音痴かもと思った時の伝え方について紹介していきます。
まずは、シチュエーションを考えてみましょう。
お子さんとカラオケに行った時、家で一緒に歌った時、学校などのイベントで歌っているのと見た時など様々あると思います。
そこで音程が合ってないと思った時に、みなさんならどの伝え方が良いと思いますか?
①○○の所の音程間違ってるよ!もっと高く声を出してみて!
②○○の所上手くないなぁ、音痴かもねぇ・・・。
③■■の所はすごく良かった!あとは○○の所を良くすればもっといいと思う!
ほとんどのお子さんの場合は、③が良いです。
③は良い所は良い、出来てない所をもう少し頑張れば出来るよというメッセージになっていますよね。
これがとっても重要なんです。
これは大人、子供関係なく、自分を音痴と思っている方のほとんどは、両親や家族、友達に音痴と言われたり下手と言われてトラウマを抱えてしまっています。
多くの場合は、少し練習をすれば音痴は改善できるのですが、このトラウマのせいで練習する意欲がわかなかったり最初から諦めてしまっていたり・・・。
伝え方の工夫をするだけで頑張れる、練習する意欲がわいてくるというお子さんは沢山いますよ!
正しい音程へ導く方法 ~大人が合わせにいく~
●ステップ1:ピアノの音と同じ音が出せるか確認してみよう
※いくつか試してみて、同じ音程が出せればそもそも音痴ではないです!歌の音程を覚えていなかったり発声や発音の問題のことがほとんどです。
●ステップ2:ピアノの音と違う音を出している場合は、大人がその音を探してピアノで「あなたが出している音はここだよ」と教えてあげましょう
●ステップ3:「ステップ2」で出した音から音程を上下させる
※この音だと「ステップ2」の音より高くなるよ、低くなるよと教えてあげるとより理解しやすいですよ!
●ステップ4:実際の曲の歌い出しの音まで音程を上下させて、「この曲はこの音程からスタートだよ」だったり「○○の音程はここからスタートだよ」と教えてあげる
※音痴の方はほとんどの場合、歌い出しが合えばその後は歌えることが多いです!
年齢別、歌の練習のおススメソング
・3~6歳向け:カエルのうた ※歌い出しは「ド」
・6歳前後向け:ふしぎなポケット ※歌い出しは「ソ」
・8歳前後向け:小さな世界 ※歌い出しは「シ」
・10歳前後向け:カントリーロード ※歌い出しは「ラ」
年齢が上がっていく毎に音程の幅が広がったり、リズムが難しくなっていきます。
また、無理に上記の曲をやらせるのではなく、お子さんが好きな曲を練習するのが一番です。
これは大人子供問わずなのですが、モチベーションが最大の特効薬です笑
おわりに
今回はお子さんの音痴の改善について紹介してきましたが、いかがでしょうか。
お子さんは大抵周りから言われて気付いて、そのままトラウマになってしまうという事がほとんどです。
小学生くらいからちゃんと伝えていければ大人になった時に苦手意識を持ってしまうという事はほとんどありません。
ぜひみなさんも今回の練習方法を試してみてください!
おススメ記事
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