こんにちは!R voiceインストラクターです。

最近は一人でカラオケに行って歌の練習をするという方も増えてきたと思います。

でも実はがむしゃらに歌っていても効率が悪いこともあるんです。

今回はカラオケで使うと練習効率がアップする機能や練習方法を6つ紹介していきますね!

①キー設定

原曲キーでカッコよく歌いたい、という気持ちもとても良くわかります!

でも原曲キーが自分の声にとって高かったり低かったりすると間違った音程で歌ってしまうことがあります。

間違った音程で歌い続けると間違ったまま脳が覚えてしまい、自分は合っていると思っているのにずっと間違った音程を出していたなんて事にもなりかねません。

おススメの使い方としてはこちらがあります!

・すぐに歌えるようになりたい→すべて地声で歌えるキーに設定する

・発声練習なども兼ねたい→地声と裏声を両方使えるキーに設定する

キー設定をうまく活用すると実践的に歌や発声の練習が出来ますよ!

②音程バーを見ながら歌う

音程バーは視覚的に音程を理解するためにとっても良い機能です!

音程って目に見えないものなので、わかりにくかったりしますよね。

それを解決してくれるのが音程バーです!

実際に歌いながら間違っている音程の所は、間違っていると表示してくれるのでとても便利ですよね。

音感がまだ育っていない方にはうってつけの練習方法です!

ただし、大きな注意点があります。

それは音程バーを見ながら歌うことに慣れ過ぎてしまうと、「歌う事」が上達しない点です。

音程バーを見ながら歌えば正確で機械的な音程とリズムがわかりますが、それが出来る=歌が上手いではありません。

機械的な正確さは人間は違和感に感じてしまうんです。

③ガイドメロディを使う

ガイドメロディとはカラオケに歌のメロディを流してくれる機能です。

ガイドメロディの音量を最大にして使えば、カラオケで音取りが出来ますよ!

実際に歌っているのを聞いて、音取りをするのが苦手という方も

音程バーとガイドメロディを活用すれば音取りもかなり楽になりますよ。

④テンポを調整する

カラオケって実はテンポを遅くすることをできるんです。

まずは、3~5くらいテンポを遅くしてみてゆっくり練習してみましょう!

ゆっくりの方が音程がわかりやすくなったり、リズムも理解しやすくなります。

音程やリズムがわかってきたら、少しずつテンポを速くしていきましょう!

地味なんですが、上達への早道でもあります!

私たちボイストレーナーも難しい曲はまずテンポを落として練習する、というのは鉄板です!

⑤歌詞の字幕に頼らない

カラオケでリズムが取れない方でよくあるパターンが、字幕の色の変化を見ながら歌うことです!

実はカラオケの字幕の変化は正しいリズムを表しているわけではないんです・・・!

どのあたりを歌っているかわかるってすごく良い機能なんですが、そのリズムに合わせてしまうと遅れたり早くなったりしてしまうんです。

特に最近の曲は速いテンポの曲が多くて字幕の色の変化でリズムを出すのはとっても難しいんです。

歌詞の字幕はあくまで歌詞の確認程度にして、リズム練習は手拍子などでしっかりしましょう!

⑥マイク・スピーカーの音量を調整する

カラオケを始める前にマイクや音楽の音量を調整する方も多いと思いますが、マイクの音量を上げ過ぎないようにしましょう!

マイクの音量などで声量をカバーするのはとても重要なテクニックです。

でも、それでは声量を増やしたり、歌いながら呼吸の練習をしたり、声色の変化の練習をしたりというのが、発声のメカニズム的に難しくなってしまうんです。

私の個人的なおススメはマイクと音楽の音量は同じくらいにしましょう!

機種や部屋によって聞こえ方が変わったりもしますが、大体の方は同じくらいの音量の方が練習には効果的です!

おわりに

今回はカラオケで練習する際のおススメ機能などを紹介してきましたが、いかがでしょうか!

他にも客観的に自分の歌を聴くためにスマホなどで録音したりするのもいいですね!

カラオケを上手く使って歌の練習をしてみてください!

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