みなさんこんにちは。R voiceインストラクターのYujiです。
ボイストレーニングでまず大事になるのは呼吸の力です。
呼吸練習を応用したボイストレーニングをいくつか紹介します。
ストローを使ったトレーニング
① ティッシュとストローを使った呼吸練習
・深呼吸をし、しっかり息を吸ってストローを口にくわえ、ストローから息を吐きます。
・今度はティッシュを手に持ち、同じ要領でティッシュに向かって息を吐いてみましょう。
ティッシュがしっかり揺れるくらい吹けたらばっちりです。どうでしょうか?
② 声と音程をつけてみましょう。
・どこの音でもいいです。ストローから「フー」という声を出しながら先程と同じようにティッシュを揺らしてみましょう。どうでしょうか?さっきより難しいと思います。
・では、次は「ド・レ・ミ」と1音ずつ音を取って、同じ要領でストローから声を出してみましょう。
・今度は「ドーレーミー」と繋げて、同じ要領でストローから声を出してみましょう。
③ 曲を使った応用
・何か好きな曲のメロディーを歌うようにストローを吹いてみましょう。1フレーズずつ、まずは自分のペースでやって、慣れてきたら元の曲と同じテンポで同じようにやってみましょう。
④ 腹筋の筋力トレーニングを使った応用
・椅子に座った状態から足を上げて足上げ腹筋をしながら同じ様にやってみましょう。
以上がストローを使ったボイトレになります。最初は酸欠になりがちです。慌てず少しずつできるようにしましょう。
ストローを使ったボイトレは呼吸の安定性や、パワー、コントロール能力を高めるのに非常に効果的です。腹筋、体幹も鍛えられます。是非やってみてください。
腹筋、体幹を使った強い息応用する発声練習
① 低い音のスケール練習で「ズー」という声を使い、先ほどの息の流れと体の中に響く声を感じましょう。
この感覚を維持したまま徐々に高いスケールまで行きます。
② 今度はプランクの姿勢を作ります。
少し背中を丸めて、おへそを覗き込みながら『ズー』で歌ってみましょう。
お腹を使った声、息の流れ、響きなどが、この練習で分かってくると思います。
注意したいのは腰を反らないようにすることです。
背中を丸めつつ、おへそと胃を近づけるようなイメージでやってみましょう。
無理は禁物です。プランクが苦手な場合は膝をついたり時間を短くしてやってみましょう。
腰痛があってプランク自体が難しい方は壁に向かってやるだけでも効果がありますよ。
おわりに
今回は呼吸練習+ボイトレの組み合わせを紹介してきましたが、いかがでしょうか。
声を出すということは息を吐くことでもあります。
呼吸練習をたくさんやって歌に活かしてみてください。
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