響を聞き取り、発声する。
共鳴は見えない物なので耳で聞いていて響いている音や声を聞き取れることがすごく大切です。
共鳴している声を歌えるようになるために
2つの必要なことがあります。
1.共鳴している声を聞けるようになる。
共鳴している声を聞けるようになるためにはまず共鳴している声を何度も聞くことです。響きがしっかりしているアーティストやボイストレーナーの発生や共鳴トレーニングをしている自身の発声を録音してみて聞き返してみると良いです。
2.共鳴するための口の形や、筋肉を作っていく。
コラムの中の「ハミング」で鼻腔の響きを確認してから響きをキープしながら少しずつ口を開けていくトレーニングだったり、響かせるために口の形を覚えたり、鼻に共鳴させるために軟口蓋を上げたり、息と声帯のバランスを整え息漏れや力みすぎにならないように発声したりと、ボイストレーニングを重ねる中で自分自身の体で覚えていきます。
以上の2つが響きのある声を出すために必要なことになります。
何のためのトレーニングかを決めてボイトレをする
共鳴トレーニングも含めボイストレーニングは「響いている声になる」とか「具体的にこう歌いたい」といかいうゴールをきちんと決めてコールに向かってボイストレーニングを進めることによりしっかり頭で理解し、上達が早くなります。また響く声を聞き取れるようになったり、自分の声が大きくなったのを実感できます。
同じ時間でもレッスンの考え方や、方法により成果が大きく変わりますのでしっかり理解してボイトレをしていきたいですね。
「ボイトレをする時に選ぶ母音の選び方」では目的によっての母音の選び方を書いています。