東京都北区王子、滝野川、西ヶ原のボイストレーニング教室 R voice インストラクター、naoです!

イベント復活!の今年のGW

久しぶりに何の制限もないGWは各地どこも混雑して多くの人出があったようですね。各地でいろんなイベントが行われて今年は賑やかなGWとなりました。皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか?

私がGW中に行った、御徒町駅前広場のステージでは日替わりで地元の各中学高校の吹奏楽部等の演奏があり、学生たちの青春も戻ってきたみたいでとても眩しかったです。他にも1日中、演歌やギター弾き語り、アイドルのステージ等もあり、やっぱり野外での音楽イベントは華やかで楽しいですよね。

発声の基礎の大事さと歌詞の大事さ

野外でお聴きしていると、マイクはあるもののやはり発声の基礎はとても大事で、体に響かせる発声で歌う歌声は、伝えたい言葉がストレートに入ってきて、すごく表現に説得力があるなあと感じました。

ライブを聴いていた中で、その方のオリジナル曲で、歌詞がとても素敵な曲がありました。これまでの道のりと、いろいろなことに対する感謝の気持ちを表した歌だったのですが、綺麗な歌声に乗せてその歌詞がまた美しい内容、美しい日本語でしたのでとても印象に残りました。

また最近、生徒さんが歌いたい、とおっしゃった曲で昭和歌謡ですがとても有名な曲「ここに幸あり」という歌があります。歌詞を書き出してみると、ちょっと文脈が伝わってこないところがあり、どのように歌おうかな、と思って調べてみると、当時の映画の主題歌だったようで、歌詞の中身が映画のストーリーを表していることがわかりました。映画のあらすじを把握してみると、歌詞に書かれていることがグッと入ってきます。

歌詞の世界観と表現

このように、歌に表現されている世界観、作詞家が何を伝えたくてこの詩を作ったのかを、歌詞を読み込んだり、背景を調べてみたり、想像したりすることは結構大事で、そして面白いことでもあります。それを踏まえて自分はどのように歌おうか、どう伝えようか、と考えて表現していくことも大事です。

さらに、「音」にも踏み込んでみると、歌詞に合わせた抑揚や盛り上がりがメロディに表現されていて、感情を乗せやすかったり、歌い方のヒントになることも多いです。

歌の楽しみ方の広がり

好きな歌、課題曲、持ちネタなどはしっかり歌詞を読み込んだりしていただき、歌の楽しみの広がり、歌うことの醍醐味をぜひ感じていただけたら、と思います。

なかなか一人では難しいな、という方。読み込むポイントや音とのつながり、表現方法など自分ではやり方がわからないときは、ぜひボイストレーナーと一緒に練習してみませんか?ただいま「始めてみよう!春の体験キャンペーン」無料体験レッスンのご予約をお受けしております。講師一同、ご一緒に歌うのを楽しみにしております。