音楽科高校はどんな勉強するのか
自分が入っていたところは声楽、ピアノ、管弦打楽器の専攻が主でしたが、もっと有名どころの音楽科高校ですと、作曲や楽理が学べるところもあります。
具体的な授業内容
自分が入っていたところは声楽、ピアノ、管弦打楽器の専攻が主でしたが、もっと有名どころの音楽科高校ですと、作曲や楽理が学べるところもあります。
自分のところは一般科目と専門科目が体感50:50で学びました。専門科目では週に1回の主科レッスン45分、副科ピアノのレッスン20分、新曲視唱や聴音、コールユーブンゲンなどのソルフェージュなど…音大入試に必要なカリキュラムが組み込まれています。それに加えて重唱や重奏といったアンサンブルも学べました。また、月に一回大学の先生に来ていただいてレッスンをしていただいていました。
入試までの音楽歴
自分は声楽で受験したので、小さい頃からバリバリやっていたわけではないですが、ピアノは五歳の時から一応程度で習っていて、小学校、中学校には合唱部に入っていました。また、地元のコンクールではありますが出場して場数は踏んでいました。中学校3年の冬休み時にはその高校のオープンレッスンがあったので参加してました。
声楽や管打楽器は上記のようなテンションで入学できると思われますが(あくまでも個人差はあります)ピアノや弦楽器は幼き頃からの練習が必要になってくると思われます。
自分が行った音楽科高校では、部活に入らないといけなかった…
自分の高校では、声楽、管打楽器を専攻している人達はそれぞれ合唱部や吹奏楽部に絶対に入らないといけないルールがあったので、朝と放課後は部活の練習が主でした。音楽科高校ならではですが、練習室が校内にありまして、ピアノ専攻や弦楽器専攻の人たちは朝と放課後は練習室を利用していたと思います。ただ、昼休みは練習室の取り合いでした(笑)
学校外ではほぼ全員の人たちが専攻のホームレッスンに通っていました。また、コンクールに出場してこれまでに練習してきた成果を発表しています。
最後に思うこと
音楽に限らず、何かを極めようとすれば辛い時は必ず訪れます。でもそれはその時にはわからなくてもいつかは何かの形で力になる時が来ると思います。私も音楽をなんで続けているのかなどずっと疑問に思うことはあります。というか、今でもです(笑)なんだかんだ今も音楽を続けています。教えるという立場で、音楽に携わらせていただいて、自分は恵まれているなと感じました。結局音楽が好きなんだと思いました。結局は気の持ちようで周りが変わると私は思います。特に音高では、時にライバルになることはあれど、音楽を共に学んでいくことは一緒なので、理解をしあえる、切磋琢磨しあえる仲間に出会うことはなかなかない機会ですので、私はどのような進路になろうとも、音楽を学んでいるこの時間が宝物になると思います。
ここまで拙い文章ではございますが読んでいただき、ありがとうございました。