レガート、滑らかに歌うコツ

R voiceインストラクターです！

みなさんの周りには歌をとても滑らかに歌う方はいらっしゃいませんか？

歌がカクカクしてしまうと聴きにくかったり、雰囲気が出なかったりすることがありますよね。

今回は「滑らかに歌うコツ！」や練習方法を紹介していきます！

動画では紹介できなかったこともお伝えしていきますね！

滑らかに歌うってどういうこと？

滑らかに歌うってどういうこと？という方もいらっしゃると思います。

一言でまとめると、音程や言葉が途切れずに繋がって歌っている状態です。

音程や言葉が途切れてしまうと、言葉が聞き取りづらくなったり聞いている方は違和感を感じてしまいます。

滑らかに歌うために重要なこと

滑らかに歌うことは確かに重要ですが、ただ何も考えずに滑らかに歌ってしまうとダラッとしてしまいます。(もちろん曲によってはダラッとした方が良いこともありますが！)

それと滑らかに歌う時って俊敏性も重要なんです。

俊敏性っていうと素早く発音したり、音程を切り替えたりするので滑らかさとは逆な印象があるかもしれませんが、実は両立出来るんです！

階段とレッドカーペットを意識！

音程がカクカクしているというのは、階段をイメージしてみてください。

階段ってがくがくしていて一段一段が角がありますが、そこにレッドカーペットをひくとどうでしょうか、一段一段の高さは変わっていないですが、角がとれてなめらかになりますよね。

音程を動かす時、このレッドカーペットを想像してレッドカーペットの上を進むように声を動かしましょう。

そうすることでなめらかに、そしてアタックがなく音を動かせます。

こんな音の動きを目指して、次は練習方法をお伝えしていきますね！

まずは全音の移動から

まずは全音の移動からやってみましょう！

全音の移動とはド→レやソ→ラなどのことですね。

ピアノでは黒い鍵盤を含めて1個飛ばしでやってみましょう！

※ピアノが無ければ動画を見ながら練習してみてください！(4分17秒～)

よくあるのが、音程を変えるときにアゴを動かしてしまうことです。

アゴを動かして音程を変えるとカクカクしてしまいやすくなるので注意しましょう！

難易度アップの練習方法

ド、レ、ミの3音のスケールや1音飛ばしの練習もとても効果的です。

特に音を飛ばしての練習は実践的なのでぜひやってみてください！

歌がカクカクしてしまうのは音程だけじゃないかも？

ここまで、音程を滑らかに歌う事に関してお伝えしてきましたが、実は歌がカクカクしてしまうのは音程だけではなかったりします。

それは言葉です。

子音や母音の使い方によっては音程は滑らかなのになんかカクカク聞こえてしまうなぁとなってしまいます。

カクカクしてしまう子音

子音でカクカクしてしまうのは、特に「カ行、タ行、バ行、パ行」が多いです。

この4つは一度口の中で空気を止めてから発音します。

この子音たちを発音するときに力んでしまうと、言葉が途切れてしまいカクカク聞こえてしまいます。

加えて、注意をしないとリズムが遅れて聴こえやすい子音でもあります。

カクカクしてしまう母音

母音の方はどうでしょうか。

母音がカクカクしてしまうというのはハキハキ歌い過ぎていたり、音程を追い過ぎていたりするのが原因です。

特にカラオケの音程バーを気にしすぎてカクカク歌いになってしまうというのが、とっても多いです！

音程を気にすることもとても大事ですが、それと同じくらい言葉も大事なんです！

母音を滑らかにつなぐためには、「い、え、あ、お、う」を同じ音で出してみましょう。

コツは母音を切り替えるときは、「いぇ」や「えぁ」みたいにあえて二つの母音が混じったようにやってみてください。

おわりに

お疲れ様でした！

今回は滑らかに歌うことをポイントにお伝えしてきましたが、いかがでしょうか？

滑らかに歌えるとしっとりとした曲やバラードがとっても歌いやすくなりますよ！

最後までご覧いただきありがとうございました！

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カテゴリー: ボーカルコース