「定年後にカラオケを本格的に始めたけれど、すぐに喉が疲れて声が枯れてしまう…」 「若い頃のように声に粘りがなく、少し大きな声を出すだけで喉に負担を感じる」
こんなお悩みを抱えていませんか?年齢とともに体力が落ちてくると、どうしてもお腹の支えが弱くなり、喉に頼った力任せの歌い方になりがちです。
この記事では、プロのボイストレーナーが、喉を酷使せずに長く歌い続けるための「姿勢のポイント」や、1日1分でできる「地声の筋トレ」、そして楽しく声の通りを良くする「オットセイ発声法」を分かりやすく解説します!
喉が疲れる原因は「姿勢の崩れ」と「筋力の低下」
若い頃は力任せに歌えていたのに、年齢とともに声が枯れやすくなる大きな原因の一つは、体幹(腹筋や背筋など)の筋力低下による「姿勢の崩れ」です。
日常生活の中で、無意識のうちに背中が丸まり、猫背になっていませんか? 猫背の状態ではお腹周りの筋肉(腹式呼吸の支え)をうまく使うことができず、その結果、首や喉の筋肉だけで無理やり声を出そうとしてしまいます。これが「すぐに喉が疲れる」「声が枯れる」という症状に直結するのです。
改善のポイント
- 歌う時だけでも、意識して背筋をスッと伸ばし、胸を開くようにしましょう。
- 体を起こして体幹を使うことで、喉への負担が大きく軽減されます。
1日1分でOK!喉を疲れさせない「地声の筋トレ」
喉をリラックスさせつつ、しっかりとした声を出すためには、「声帯を正しく閉じる」筋肉を鍛える必要があります。息が漏れた状態で無理に大きな声を出そうとすると喉を痛めてしまうため、以下のトレーニングで「鋭く・硬い声」を作る感覚を掴みましょう。
「エッ」発声法のやり方
- 首や肩の力を完全に抜いてリラックスします。
- 息をピタッと止めた状態から、短く鋭く「エッ」「エッ」と声を出します。
- 息が「ヘェ〜」と漏れたり、首の筋がピンと張るほど力んだりしないよう注意してください。
練習の注意点 この練習は声帯の筋肉に直接アプローチするため、長時間のやりすぎは禁物です。高音域も含めて、1日1回、1分程度ポンポンと声を出すだけで十分な筋トレ効果があります。
声を前に出す!驚きの「オットセイ発声法」
地声の基礎ができたら、次は声を喉の奥にこもらせず、前にスパーンと飛ばすためのトレーニングをご紹介します。それが「オットセイの真似」です。
オットセイ発声法のやり方
- 岩場にいるオットセイをイメージして、「アゥ」「ウッ」と鳴き声の真似をします。
- 声が後ろ(喉の奥)に引っ込まないよう、口の少し前の方で音を鳴らす感覚を持ちます。
- 感覚が掴みにくい場合は、下の歯と唇の間に舌先を少し出しながら「ウッ」と声を出すと、自然と声が前に引っ張られます。
実践!浜田省吾さんの名曲で歌ってみよう
この「オットセイ発声法」がピタッとハマるのが、浜田省吾さんの名曲『もうひとつの土曜日』です。
歌い出しの「♪ゆうべ眠れずに〜」というフレーズを歌う際、軽い息漏れ声で歌うのではなく、オットセイのように「ウーべ眠れずに〜」と声を前に置くイメージで歌ってみてください。 声にしっかりとした支えが生まれ、太くて力強い地声になるのが実感できるはずです。喉への負担も減り、声が枯れにくくなりますよ。
まとめ:正しい発声を身につけて、一生の趣味を楽しもう!
喉が疲れやすい・声が枯れやすいというお悩みを解決するためのポイントをおさらいしましょう。
- 歌う時は猫背を直し、背筋を伸ばしてお腹で支える姿勢を作る
- 息を漏らさず短く「エッ」と出す練習で、声帯の筋肉を鍛える(1日1分でOK)
- 「オットセイの真似」で声を前に出し、喉への負担を減らして芯のある声を作る
歌は、健康維持やコミュニケーションにも役立つ素晴らしい一生の趣味です。無理のない発声を身につけて、これからも大好きな歌を心ゆくまで楽しんでくださいね!
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