楽譜が読めるようになりたい

そう思ったことはありますか?音楽学校に入る、専門家になる、などの特別な理由がなければ、必ずしも楽譜が読めなくても、音楽を楽しむことは充分できます。実際、楽譜はほとんど読めないけれども、吹奏楽部です!軽音楽部です!という人もいますし、楽譜が読めなくてもピアノを弾いたり、歌の上手な方もたくさんいます。そういう方は大抵耳がとてもよくて、耳コピが上手です。記憶力も素晴らしく、器用に細部まで覚えていてすごいなあ、と思います。

たしかに、楽譜を読むのは結構ハードルが高くて、取り組んだけど断念した、という方も多いのではないでしょうか?楽譜の読み方は、しっかり勉強しようと思ったらそれだけで本1冊書けてしまうほど、覚えることはいろいろとあります。

ト音記号、ヘ音記号に始まり、五線譜、音符の種類と長さ、休符の種類、シャープだ、フラットだ、強弱の記号、果ては表現方法に至るまで、楽譜を読みこなすには多くの要素がありすぎて、「無理だ!」となってしまうのもよくわかります。

実は私も3歳からピアノを始めましたが、小学校高学年になっても読めない音符がありました。楽譜にドレミ、と書き込んだり、「ド」の音から数えたりしながら弾いていましたが、それはとても面倒で、一向にすらすら弾けないので嫌になってしまうんですよね。レッスンをさぼって怒られたりした思い出もあります。

でもいつの間にか、嫌々ながらもその作業を続けていたのでしょうね、気づいたら読めるようになっていました。

音楽の楽しみ方が広がっていく

ひらがな50音がわからないと日本語が読めない、ABCがわからないと英語が読めないように、音符が読めないとその楽譜がどんなメロディーなのかは誰かが演奏してくれないとわかりません。逆に、ひらがなやABCを勉強したときのように、音符もしっかり覚えられれば、楽譜を見たときに瞬時に「ド」の音符はもう「ド」にしか見えなくなります。ただのおたまじゃくしだったものが、頭の中でメロディが浮かぶように読めるようになるのです。

楽譜が読めると便利なことがたくさんあります。自分の好きな曲や、気になる新しい曲をどんどん自分で演奏していくことができます。原曲の細かいリズムや、正確な音程を知ることもできます。音楽の楽しみ方が格段に広がっていくのです。

音符が読めるようになるには

実は一番の早道は、「日常的に音符を読む必要がある状態にもっていく」、これに尽きます。英語も、海外出張や留学、英語しか話せない友達・同僚がいる、など必要に迫られない限り、なかなか上達しません。「音符をどうしても読めるようになりたい!」という意識と気合いを持って、日々、楽譜と音を照らし合わせながら読んでいるうちに、だんだんと読めるようになっていきます。

今はとても便利な時代で、インターネットで「音符の読み方」を検索すれば、たくさんの動画や、多くの先生方のノウハウが瞬時に手に入れられます。「簡単!」「5分でできる」など、気軽に取り組めるテクニックがたくさん紹介されていますね。ただし、説明を読んだり動画を見て、そのときは「わかった」「読めるようになった」と思っても、すぐまた忘れてしまうということはありませんか?

結局ノウハウはたくさんあっても、本人が「なんとしても楽譜を読むのだ」という強い気持ちがない限り、なかなかその努力を継続していくことは難しいのです。

音符を読むコツ1

●一緒に切磋琢磨して、楽譜を読もうとする「仲間」がいる。

バンド活動で、区の合唱団で、吹奏楽部で、など素敵な仲間がいれば、ライバルにもなり、励みにもなりますね

音符を読むコツ2

●音符が読めるようになったら弾きたい・歌いたい曲の楽譜を用意する。

目標を決めましょう。仲間と一緒に発表会やライブなどに参加したり、企画したり、というのも一つのきっかけになりそうです。

●その曲の音源(CDなど)を聴きながら、一音一音、楽譜を目で追っていく。

音の動きを目で追いながら聴くことで、耳と目の両方が鍛えられ、音符を読む訓練になります。

音符を読むコツ3

●音楽教室のトレーナーにアドバイスをもらう

例えば、五線譜上の音符を語呂合わせにして覚えていくやり方や、基準となる音符を覚えてそこから数えていくやり方など、ノウハウはいろいろとあります。

一つ例を挙げると、

上記、5線上に置かれた音符は下から順に「ミ・ソ・シ・レ・ファ」となりますが、これを覚えやすいように、「ミ・ソ・シ・ル・ハ」=みそしるは=味噌汁は

と語呂合わせのようにして覚える

といったようなものです。他にも、五線譜を使って自分で音符を書いてもらってトレーニングする、といったレッスンを行うこともあります。どのやり方が覚えやすいのかは、人それぞれですのでいろいろ試しながら、音符を読めるようにレッスンしていきます。

いずれにしても、定期的に繰り返し楽譜を読む時間を作る、できれば毎日、音符に触れる時間を取る、ということが楽譜が読めるようになる一番のコツとなります。

ボイストレーニング教室のR voiceでは、生徒さんのご要望によってお一人お一人オーダーメイドでレッスン内容を決めています。楽譜を読めるようになりたい!というご要望があれば、ボーカル等のレッスンに読譜のポイントレッスンを入れることなども可能です。ご興味ありましたら、ぜひお気軽に、一度体験レッスンにお越しください。お待ちしております。