すぐ喉が枯れる人が、ハミングした結果、喉を傷めずラクラク出るようになりました！

ハミングとは「ウンウン」と相づちをうつ音や、鼻歌の音の事を言います。
唇を開けない状態で声を出し口からは音が出ないようにして鼻から声が出ることをいいます。

大きく分けてハミングは２つ。

Ma Mi Mu Me Mo、マミムメモを発生するときに使う子音です。
唇は閉じているけど、口の中に空間を感じて声を出します。これがＭのハミングにです。
口腔の共鳴を作る時や、胸のほうに響きをもってくる場合に使うことが多いです。

Na Ni Nu Ne No、ナニヌネノを発生するときに使う子音です。
同じく唇を閉じていて、Ｍのハミングとは違い、口腔のは空間を無くすよう閉じてしまいます。
口腔に響かせないで、鼻腔に響いている状態になります。
声が豊かになったり、遠くへ届く声を作る時によく使います。

ハミングはウォーミングアップに最適

ハミングはウォーミングアップに最適です。
ハミングは口を閉じて声を出します。口を閉じて声を出す状態で強く声を出す事は難しいので、
ボイストレーニングの際のウォーミングアップ、ライブ前、喉の調子がよくない時にはハミングをするといいです。

声がかすれる方にもハミングは最適

歌を歌う以外にも、声がかすれて相手に自分の声が届かないとか、声を出すと息苦しいなどお悩みをお持ちの方はいると思います。
そういった方にもハミングはおすすめです。ハミングをしていると声帯が自然と整ってきます。
同じ音の高さで声を出すより、高い声や低い声でハミングをすると効果が期待できます。

ボイトレ時のハミングのまとめ

共鳴トレーニングをする時にＭのハミングとＮのハミングにより響く場所が違うのでどのような声を作りたいかにより使い分けトレーニングをしています。
喉がまだあったまってない、歌い始めのウォーミングアップにも最適です。
喉を傷めることはほぼなく口の響き、鼻の響きのポジションを確認することができます。