ベース音(単音)からコード(和音)にする
今回は「初めての耳コピ その2」です。
その1のベース音は耳コピできましたか?その1でも書いていますが、ベース音を耳コピできない方は曲の低音を上げてベース音をしっかり聞きギターの5、6弦で正しい音を探してください。
ベース音だけで弾き語りをしてみよう!
最初はイントロとかAメロだけでいいので8小節をベース音のみで弾いてみましょう。
そしてそのベース音を弾きながら歌を歌ってみてください。その時にベース音は1,2,3,4などとカウントを数えながらだとより良いです。
曲に合わせて弾けるようになればばっちりです!
3度と5度の音を合わせる
次にベース音(単音)に更に他の音を合わせてコード(和音)にしていきましょう。
コードにはテンションコードやセブンスなど色づけになる音を合わせることもありますが、今回は使わずにベース音(ルート音)対して3度と5度の音だけを合わせてみましょう。
3度とか5度とかって何?と思う方もいると思うので例えてみると、C(ド)がルート音ならE(ミ)が3度、G(ソ)が5度でこの2つの音をC(ド)に合わせるとCメジャーのコード(和音)になります。
ギターを始めた時にCコードから押さえる方はたくさんいると思いますが、Cのコードはドとミとソの和音でできているんです。
それぞれのベース音に3度と5度の音を合わせて和音を作ったら、ギターで弾きながら歌ってみましょう。最初はダウンストロークだけで1,2,3,4と数えながら弾けるようになってそれから歌ってみると良いと思います。
今合わせているコードはすべてメジャーコードになりますが、一曲の中でメジャーコードだけの曲は少なくマイナーコードも使うことがあります。すべてのベース音にコードをつけて自然に歌えるようならメジャーコードのままであっていますが、歌っていて違和感を感じ歌えなかったらマイナーコードかもしれません。
和音には「メジャー」と「マイナー」があります。
たくさんの曲を演奏したりコピーしていくと感覚やパターンがわかってきますが理論から覚えるのもコードの中身を理解する近道になります。
メジャーコード、マイナーコード
最初にベース音をコピーし、そのベース音(ルート音)からメジャーコード(和音)にしました。
今回はコード(和音)をメジャーかマイナーにするまでです。
メジャーコード
ベース音(ルート音)をコピーし見つけたらルート音からみて、3度、5度の音をのせればメジャーコードとなります。C(ド)がベース音なら、E(ミ)とG(ソ)を合わせればCのメジャーコードです。
マイナーコード
マイナーコードもルート音に対して3度、5度の音をたしますが、3度の音を半音下げます。3度の音を半音下げる事によりマイナーコードになります。
C(ド)がベース音(ルート音)なら、E(ミ)の♭(半音下)ギターで1フレット下げた音とG(ソ)をあわせてマイナーコードです。
耳コピの手順としては
1.ベース音をコピーします。
2.ベースをコード(和音)にします。
3.コードをメジャーかマイナーかを決める。
これで初級のギター弾き語りの耳コピはOK、歌いながら弾き語りをしてみましょう!
メジャーかマイナーかどちらのコードがわからないという方はダイアトニックコードを調べてみましょう!