耳コピをすると音楽性が上がる!
耳コピとは
楽譜などは見ずに耳でそれぞれの楽器が何を演奏してるか聞き、弾いてみることです。
自分の好きな歌やオリジナル曲の歌メロの音階を探して弾いてみるのも耳コピですし、ドラムスなどの打楽器を聞いてどの音がスネアの音とかバスドラの音など聴くもの耳コピです。またギターで何のコード(和音)を出しているのか、エレキベースがどの単音を演奏しているか?鍵盤の音は?シンセサイザーは?などたくさんあります。
ここではギター弾き語りをするための耳コピのことを書いてみます。
耳コピをすると音楽性が上がると書きましたが、具体的な良い効果は↓
1、耳が良くなる
様々なリズムやメロディやコード、何の楽器か聞けるようになる。
2、音感がつく
音を良く聞き、自分の出している音を合わせることで音感が良くなり歌声や自分の楽器の音も安定します。
3、創作性が上がる
様々な曲を聞き、コピーをするとアレンジ力やオリジナルの創作性が上がります。
ギター弾き語りレッスンでも耳コピを宿題に出したり、始めて耳コピする人は一緒にコードやベース音をコピーします。
耳コピをした方、できるようになった生徒さんの声をご紹介。
耳コピをしてみた生徒さんの声
・いつも聞いていた曲のギターの音がわかるようになった!
・自分が歌っているメロディがハッキリとわかった!
・こんな風に音楽を聞いたことがないから楽しい!
では実際どのように耳コピをするか解説していきます。
初めての耳コピの仕方
コード(和音)はベース音の上に音が合わさりコード(和音)になっています。
ギター弾き語りはほとんど、コード(和音)をアルペジオやストロークで弾いて歌でメロディを歌うことが多いですが、コード(和音)がわからない方や、コピーすることができない方はまずコード(和音)ではなくベース音(単音)のみを聞くと良いでしょう。
まずはベース音をコピーする
ベースの音はギターの音より低音で単音で弾かれている音です。まずはコードの元となっている音(ルート音)を探しましょう。
ベース音を見つける
まず最初のベースは聞けますか?スピーカーでベース音を上げるものあるので、それであげればベース音を上げてみると良く聞こえます。低音の「ボーン」というベース音が聞けたらその音をハミングで声を出してみます。ハミングで音程を覚えたままギターの6弦か5弦の中で同じ音程のベース音を探します。
最初のベース音がわかりましたか?
最初のベース音がわかる事がまず大事です。それがわかれば次はベース音がどうゆう風に動いているか聞き、どこを弾いているか覚えるか、メモをとってみましょう。
曲のサビならサビを、AメロならAメロだけでもいいので1フレーズのベースの動きがわかるよになりましょう。
次回は耳コピの仕方その2、「ベース音を和音にする」を書いてみます。