ミックスボイスだと物足りない?地声のまま高音を出す方法

R voiceインストラクターのReijiです!今回はタイトルの通り、

「ミックスボイスじゃなく、地声で高い声を出す方法」をお伝えしていきます!
本題に入る前に、まず前提として僕のレッスン方針についてお伝えしていきます。

※ミックスボイス、地声、ウラ声はどこからどこまでがそれにあたるかが人それぞれ違うのであくまでも個人の考えでそれを指して言っています。

まずミックスボイスはウラ声に芯を付けた通る声の状態です。
ミックスボイスを出せるようになると、良い事がたくさんあります。

ミックスボイスを出すメリット

・地声で出ない高音が地声っぽく出せるようになる
・地声で高音を出すより喉の負担が少ない
・声のトーンが高くなり通る声が出せるようになる

またミックスボイスを使うデメリットもあります。

ミックスボイスを使うデメリット

・地声に比べて扱いにくく、不安定
・コンディションに左右されやすい
・使いこなすまで時間がかかる

他にもありますが、大きな所はこんな所だと思います。
何よりもミックスボイスを使う理由というのは、「高い地声が出ないから」というのが一番大きな理由だと思います。

地声で高い声が出ない場合、ミックスボスを使って歌っていくという事は正しい事だと思いますし、僕のレッスン方針としても同じです。
地声のまま高い声を出し続けると喉の負担が大きく声が枯れたり、声帯を傷めてしまう事がよくあります。
地声で無理をして高音を出すよりミックスを使った方が断然喉の負担は少なくなり楽に高音が出ます。

ただ!・・・「このフレーズは地声で歌いたい!」

生徒さんから、
「ミックスじゃなくて地声でここは出したい」
「ミックスの音の響きが嫌だ」
と言われる事が何度かありました。

たしかに、ミックスボイスって少し声が細くなるので力強さが足りないなー・・・、
と思う事もありますし、実際の一線で活躍しているアーティストはミックスボイスを使ってない人もいます。

そこで地声のまま高音を出す方法をまとめました。

地声で高音を出す方法

動画を見てもらえれば地声のまま高音を出す方法がわかると思いますが、
地声で高音を出すためには、「声のトーンを上げる」必要があります。
声のトーンを上げるための3ステップを紹介していきます。

①響きを鼻の方に持ってくる
Nのハミングを使って鼻に響きを持ってきて声のトーンを上げて高音を出す方法です。

②ミックスボイスでトーンの高い声を作りそこから地声に持っていく

③声帯と息のバランスを整えて、息もれなどを解消してトーンを上げていく

この3つになります。
動画はレッスン形式で進みますので、ぜひ一緒に声を出してみてください。

ミックスボイスは必要なのか?必要ないのか?

僕としてはミックスボイスを使わなくていいというわけじゃなく、出来ればミックスも出せるようになった方がいいと思います。
ミックスボイスを使って歌う事も出来ますし、ミックスを使えるようになれば地声で高音を出すために必要な声のトーンを上げる事が出来、喉に負担の少ない状態で地声高音出せるようになるからです。

今回の動画が少しでも役にたったら嬉しいです!

R voiceボイストレーニングイメージ

ボーカルコース

もっと上手に歌いたい!

もっと思い描くように歌いたい!

R voiceボイストレーニングイメージ

ボーカルコース

もっと上手に歌いたい!

もっと思い描くように歌いたい!