8分を両手で刻みながら歌う

前回のボーカリストのためのリズム練習その1。を見ていない方はそちらから見てください。

リズム練習の仕方その2では、前回好きな曲を流し、足踏みで2分を刻みながら右手で右ももを4分を叩き歌うところまでやりました。
もしここまでできない方はその1まで戻ってやってみてくださいね。
今回はここから左手も入れてみます。右手で4分を刻んでいるウラの拍を叩くことで8分を刻むことができます。
一小節の中で足踏みは2回、右手は4回、左手は4回リズムを刻んでいますので両手で8分を刻んでいますね。

足と両手を同時に動かしながら曲を歌えますか?

足で2分、右手で4分、そのウラ拍を刻み両手で8分を刻み体全体でリズムを刻んでいる上で歌メロがのります。そうするとまた歌メロが足踏みや両手に重なる歌詞やメロディがあります。そこをあてはめていくことでリズムをしっかりとらえることができます。

ゆっくり、細かくリズムを感じる

足踏みは2分なのでゆっくりと曲をとらえています。両手は8分を刻んでいるので細かくリズムをとらえています。これを同時に刻みながら歌うことによって細かく、大きく歌うことができます。

大きすぎるとだらける、細かすぎると窮屈に。

リズムは大きくとりすぎると、聞いている印象がだらけてしまいます。
細かすぎると窮屈に感じてのびのびとはしなくなります。
リズムは大きく、細かくとることが大事です。

次は両手を倍の速さにして16分を刻んでみましょう!

16分を両手で刻みながら歌う

リズム練習の仕方その4です。今回のシリーズは最終編になります。
今回は16分を刻みながら歌う所までいきますが、POPSを始め世の中でよく聞かれる歌は16分を感じて歌うことができてば「ほぼリズムはとらえている」と思います。
4分の3拍子や8分の6拍子はまた少し違いまずが。

前回までは曲を流し足踏みで2分を刻み、右手で4分を刻み、右手のウラ拍を左手で叩き8分を感じながら歌を歌うところまでやりました。
これがすべて同時にできない方はその2、その3へ戻りできるところからしっかりやりましょう。

そして今回は16分でリズムを刻みます。

足踏みは休憩して、両手で8分を刻んでいる所から左手を止めます。右手の速度を倍にしてみましょう。今まで両手で刻んでいたスピードを右手だけで刻むことになります。
そこからまた右手のウラ拍を左手で左ももを叩いてみます。そうすると今まで両手で8分を刻んでいた倍の16分を両手で叩いていることになります。

曲にあわせて両手で16分を刻めるようになったら足踏みをまた2分で入れてみます。どうでしょうか?ここまでできますか?できない方は両手だけで慣らしてから確実にできるようになりましょう。

両手、両足を同時に動かしながら歌を歌えればOKです!

16分をしっかり刻み感じながらその上に歌メロをのせることができています。

前回と同じように歌メロと両足、両手の拍が重なっている歌詞やメロディをあてはめて歌うことにより16分のリズムを細かくしっかりとることができ、また足踏みで大きくリズムを大きくとることができ正しく、表現や感情をのせることができます。

確実にできる所からトレーニング

トレーニングの順序は2分、4分、8分、16分と大きく拍をとる所から細かくとれるようにします。できない方は必ずできるスピードで慣らしてから先に進むのができるようになる近道です!

R voiceボイストレーニングイメージ

ボーカルコース

もっと上手に歌いたい!

もっと思い描くように歌いたい!

R voiceボイストレーニングイメージ

ボーカルコース

もっと上手に歌いたい!

もっと思い描くように歌いたい!