リズム感がない、とあきらめるのはまだ早い

歌っている時、

  • リズムが外れる、リズムが取れない
  • 歌がずれてくる 
  • 歌に入るタイミングが取れない

曲に合わせて歌っているつもりでも、知らず知らずのうちに曲と歌がずれていってしまった、という経験はありませんか?

自分の歌に集中するあまり、曲よりも先走ってしまう、という現象を「走る」といいますが、よく見られるケースです。また逆に曲よりも遅れてしまうケースもあります。

伴奏をよく聴く

こういった場合、まずは伴奏をよく聴くことをおススメしています。伴奏の中でも、ドラム、打楽器(パーカッション)などリズムを担当している楽器に注目して音を聴いていきます。リズムの基本は、「伴奏と合っていること」が重要です。音程などに気を取られて自分の歌に集中するあまり、自分の声しか聞いていないと伴奏とはどんどん合わなくなってしまいます。伴奏を聴きながら、体のどこかでリズムを取ってみましょう。手拍子でも、膝を叩くでも、かかとでも、身体をゆする、でも構いません。普段からも、音楽を聴くときは体のどこかで音に合わせてリズムを刻んでみる習慣をつけるとよいでしょう。だんだん、リズム感がついてくるはずです。

リズムをキープする練習をする

基本的にはリズムは一定にキープする必要があります。特にそういう表現をする箇所ではないのに、途中で早くなったり、遅くなったりしてしまうと、やはり伴奏とは合わなくなってしまいます。リズムキープする練習はメトロノームを使った練習方法が最もシンプルでおすすめです。最近では無料のメトロノームのアプリもありますし、YouTubeでもメトロノームの動画がありますので、気軽に始められると思います。

メトロノームを使った簡単リズム特訓法

まずは4拍子を意識できるようにしましょう。

メトロノームのテンポを120に合わせましょう。1分間に120回のカウントが流れる速さです。これに合わせて、

①最初はメトロノームと同じタイミングで「1,2,3,4」と手を叩きます

 

②一定時間叩いてメトロノームの速さと正確さに慣れてきたら、「2」と「4」だけ手を叩きます。「ウン、タ、ウン、タ」のようなリズムになります

 

③正確に叩けるようになったら、また「1,2,3,4」に戻します。

 

④今度はメトロノームの裏拍に手拍子を入れてみましょう。メトロノームがカチ、カチと鳴っている間の空白の時間に手を叩くのです。「1,2,3,4」を「1と、2と、3と、4と」の数え方にし、「1と」の「と」のときに手を叩きます。それが裏拍になります。メトロノームに合いの手を入れるような感じです。「ンタ、ンタ、ンタ、ンタ」のようなリズムになります。

最初はとても難しいので、気楽にリラックスしてやりましょう。出来た!と思っても長い時間続けようと思うといつの間にかずれてきて、表拍になってしまったりします。裏拍が自然にリラックスした状態で叩けるようになるまで繰り返し、毎日練習してみてください。できるようになってきたら、正拍「ン」のところに足でリズムを刻めるようになれれば最高です。

裏拍の意識がとても大事

実は、この「裏拍」がリズム感を養う上でとても重要です。ポップスでは多くの楽曲が正拍(「1,2,3,4」)に当てはまらない箇所、つまり裏拍に歌のメロディが当てられていたり、歌いだしになっていたりすることが多いのです。裏拍を意識してリズムが取れるようになると、通常の倍の細かさでリズムを刻む感覚が身に付くので、タイミングを合わせる機会がそれだけ多くなります。そのため、ずれにくく、メロディのタイミングをつかみやすくなります。裏拍が取れるようになれば、リズム感は格段に向上します。

 

ボイストレーニング教室のR voiceでは、生徒さんのご要望によってお一人お一人オーダーメイドでレッスン内容を決めています。リズムトレーニングのご要望もお受けしております。ご興味ありましたら、ぜひお気軽に、一度体験レッスンにお越しください。お待ちしております。