東京都王子、王子神谷、赤羽のボイストレーニング教室R voice、講師のnaoです。

秋晴れの気持ちの良い日に、荒川土手に綺麗に咲いた赤い彼岸花を見に行きました。緑の芝に赤い色が映えてとても華やかでした。季節の移り変わりは早いですね。急に気温が下がってきましたので、そろそろ加湿対策をして喉を大事にしてくださいね。

発表会練習、始めていますか?

12月19日(土)には今年2回目のオンライン発表会がありますね。皆さん発表会に向けて曲を決めたり、練習を始めたりしている頃でしょうか。

私も長年続けているフラメンコでは発表会やライブが定期的にあり、そのたびに、自分にとって克服したい課題を念頭に置いて曲選びをしていました。得意な明るい曲種で華やかに行くもよし、苦手な曲種でチャレンジするもよし。どちらにしても、自分なりの目標を決めて練習に取り組み、本番までの一日一日、少しでもいいから、自分の理想の踊りに近づけるように、と練習します。

自主練、って具体的に何をする?

自主練習の際は、最初から最後まで全体を通して練習するよりも、部分ごとに区切って少しずつ練習します。その際、必ず毎回、自分の踊りはビデオに撮って、その場で確認しながら、ダメなところは直していきます。例えば、自分ではすごく遠くまで手を伸ばしているイメージで踊っているにも関わらず、映像を確認してみると、全然思っていたところまで手が伸びていなかった、ということはよくあります。ものすごくガッカリしながらも、映像をチェックしたら、その場でどんどん直していきます。ここはもっと背中から手が伸びるように、とか、伸ばした先の指先まで神経を行き届かせるように、、など、体に覚えこませていくように練習し、直せたらまた録画してチェックします。細かい作業ですが、あとで直そう、と思ってその場を流してしまうと、結局どこを直そうと思っていたかを忘れてしまったり、せっかく撮った動画も、見る時間がなくてほったらかしになってしまったりするものです。やはり、練習している”その場で”、気になった個所を直していくと、あとで通し練習をした際にその箇所に来たときも、ああ、ここはこういう風にするんだった、と体が覚えているので身に付きやすくなります。

声を録音しよう!

歌も同じような練習方法が有効ではないかと思います。一通り、だいたい音程が取れてきたら、自分の歌声を録音して聴いてみます(発声練習の声でも大丈夫です)。自分がイメージしていたような歌い方でしたでしょうか?色々と気になる箇所が出てきたのではないでしょうか。そこからが自主練習の始まりです。まずは気になったところから一音一音、一文字一文字、自分の声の出し方を色々試してみたり、歌手の歌い方を聞いて真似してみたりしてみてください。自分のイメージしていた声が出せたら、そのときの口の形や口の中、喉のポジション、声の状態をよく覚えておいて、再現できるように何度も練習してみてください。ほかにも、音程やリズム、強弱、抑揚、歌の雰囲気に合わせた細かいテクニックなど、気になるところは同じように一つ一つ、録音しては聴いてみて直し、また録音しては聴いて、、、の繰り返しを行います。言われなくてもすでに自分の歌声を録音している、という方は多いとは思いますが、その活用法としておススメなのは、必ず、録音したらその場で聴き、その場で直すことです。

発声練習はできたら毎日

呼吸や発声練習に関しては、スポーツ同様、日々の鍛錬の蓄積が非常に大切です。日常生活の中で、意識して呼吸法を取り入れたり、毎日5分でも10分でもいいので、時間を取って声出しをして喉のポジションを体に覚えこませておくと、まとめて歌える時間が出来たときに、喉がすぐにスタンバイできますね。

発表会に向けて、自分の課題設定と練習スケジュールを立てて、ひとつひとつ積み重ねながら成長を目指しましょう!!


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